リトル リィカローゼ
CD音源用のYou Tubeアップしました!
クラシカルなミュージカルソングをイメージしました。
この楽曲は最近作ったという訳ではありません。
とても古いです。
遡ることレッスン凍結頃の楽曲で、違う歌詞と違うメロディで一度は完成させ、ライブでもたった一回だけ歌いました。
あまり私もはっきりとは覚えていませんが、恐らく2017年には出来ていたと思います。
ある日のこと、先生からミュージカルをイメージした楽曲のオケが出来たとご連絡を頂き、そこから私がメロディと歌詞を考えていきました。
フローラやChristmasWonderlandを作った後だったので、私はクラシカルクロスオーバー的な楽曲にしなければならないのでは?と自分の方向性が掴めていない頃でもありました。
こうしなければならない。とは誰にも言われていません。
それでも、こうしなければいけない。と思いこんでいたのです。
なので、旧リトル リィカローゼは突然キーが高くなったり、メロディがぐっちゃぐっちゃのごっちゃごちゃだったり、何より歌詞がとてもおかしかったです。
正直に言いますと、この頃の私は超荒れていました。
あいみん(愛民)ではなく、やみみん(病みミン)が発動していたので、書く歌詞書く歌詞、非常に不安定で超闇が深かったのです。
旧リトル リィカローゼの歌詞はもうどこにも出しませんが、人形がテーマのマザー・グース的残酷童話みたいな歌詞だったとお伝えしておきましょう…。
なぜ人形がテーマだったのか。
理由は私がドールオーナーだからです。
ドールオーナー歴は15年以上。
球体関節人形が大好きで、目が大きくて金髪で青目の美少女ドールを愛でると心が穏やかになります。
しかしその割に、人形を使用したホラー映画も大好きです。
なんかよくわからないけど、人形にまつわる物が昔から好きでした。
そんなんだから、人形をテーマにしつつ、残酷で恐ろしい歌詞にしたのかもしれません。
そんな旧リトル リィカローゼは、先生と何度かメールでやり取りした後に楽曲が完成しました。
(ちなみに、レッスン凍結と言いつつ、メールではやり取りをしていました)
横浜のライブで歌いましたが、あまりに闇が深すぎる歌詞が自分の中でしっくり来なくてボツにすることを決意。
それから数年経ち2020年。
セカンドミニアルバム、月曜日の昼下りをリリースしました。
しかしリリースしたからと言って、それで終わりではありません。すぐにもサードミニアルバムの構成を練り始めていた私。
サードミニアルバムには、セカンドミニアルバムに入らなかったヴィーナスベルトとアリスの歌を収録することに。
アリスの歌と言えばやみみん時期に作り、信じられないキーの高さで作ってしまった闇作品…。
だけどその後、おかしかった部分を作り直した作品でもあります。
(歌詞に関しては、やみみん時期の狂った世界観が妙にマッチしたのでほとんど変更していませんが…)
作り直した後のアリスの歌はライブで盛り上がっていただけるし、メロディを変えて復活させて良かったなぁと思ったその時、リトル リィカローゼの事を思い出しました。
アリスの歌が蘇ったように、リトル リィカローゼも蘇らせたい。今の私ならきっと出来る。
メロディを歌いやすく聞きやすい構成にし、歌詞を変えたらどうだろう?そんな風に考えました。
そうと決まればすぐにメロディの見直しをしました。
旧リトル リィカローゼは、サビ後半のキーが高くなりすぎていたので、その辺りを全面的に直して、AメロBメロ、サビ前半は旧時代のを使用しました。
そこから、歌詞。
人形というテーマはそのままに、歌詞を書き直しました。
美しいお人形に心を奪われた女が、そのお人形にリィカローゼと名付け愛でる歌に生まれ変わり、とても素敵になったリトル リィカローゼ。
リィカローゼ、
あなたは私のお姫様…。
リィカローゼをたくさん愛してあげてくださいね…?
(ブログ2023.8.5より転載)